9話 シャドールvs星因子
ルーチェ:さぁ始めようか！
今までの展開を忘れたので話が噛み合ってないかも（）
先行ドロー！
かしこ:ジャッジ〜
ジャッジ:ん・・ん。(ドローしたカードがまだ手札に加わっていない。)
ドローカードが特定できる状態なので、ルーチェさんに警告+対戦相手のかしこさんが6枚目のカードを確認しデッキの一番上に戻すか戻してシャッフルするか決めるという処理で続行します。
ルーチェ:・・・//まあ助かったぜ！引いたのはこれだよ「シャドール・ファルコン」
かしこ:(これはシャドール・・ッ！)
(ファルコンは単純にパワーカードだけどこれを引き直させて開闢やダムド嵐みたいなさらなるパワーカードを引き込まれるのも考えもの・・。でもそれよりトップがファルコンだとわかっているから取れるプレイをされてこちらが不利になる可能性の方が高い・・はず。トップがファルコンだからデッキシャッフル処理が入るおろかな埋葬はこのターン使わないでおこうとかいろいろ考えられる)
戻してシャッフルでお願いします・・。
ルーチェ:気を取り直して先行！影依融合を発動し手札のヘッジホッグと超電磁タートルで手札融合！
リッチ:いきなり動き出した！？
ヘッジホッグによりビーストをサーチしネフィリムによりリザードを落とす。そしてリザードによりシャドール・ファルコンを落としファルコン自身の効果で裏守備で復活。ネフィリムをリリースしモンスターをアドバンスセットしネフィリムの墓地にいったときの効果で影依融合を回収しカードを1枚伏せ終了。
リッチ:シャドールは初めて見るけどこれはスゲー・・。消費したのが3枚に対して使った影依融合はそのまま手札に戻って、場にはファルコンとさっきサーチしたビーストと思われる伏せモンスター。そして墓地には超電磁タートルと開闢のコストになりファルコンで釣ることもできるネフィリムと闇属性多数・・。
最古:ネフィリムを残したまま相手にターンを渡すと相手が影依融合を握っていた場合デッキ融合をされてしまう隙をビーストセットで打ち消している。
そしてファルコンビーストは返されずターンが来た場合それぞれの効果を使いながら月華ブラロアーカナイトといったレベル7シンクロを出すことができるし反転したビーストの2200打点は影依融合でエクシーズやシンクロを牽制できるシャドールの2200と考えるとかなりの数値。
相手はこれを放置することができない・・かなり強い展開・・・。
コアドラで突破しようにもタートルがあるからビーストの反転で返されてしまうしやはり強い！
かしこ:（でもやっぱり負けないよ。)
ゴゴゴ・・・・
ルーチェ:なんだ！？一瞬寒気が・・？
かしこ:ドロー・・!ハルベルトを特殊召喚。ウヌクを召喚しデネブを落としバトルフェイズ。ハルベルトでビーストを攻撃！
ルーチェ:フッ・・超電磁タートルを起動ッ！
かしこ:かしこです。メイン2。天駆ける星因子でウヌクを戻しアルタイルを特殊召喚。アルタイルでデネブを蘇生しデネブの効果でアルタイルをサーチ！
3体でデルタテロスを出し伏せのビースト(っぽいカード)を破壊します。
ルーチェ:ビースト効果で1枚ドロー。
かしこ:3枚伏せてターン終了です。
ルーチェ:(影依融合回収を見てエクシーズを放置・・・十中八九神聖なる星因子がある・・ッ！ここは・・)
エンドフェイズ脱出。
かしこ:・・・・了解です。
リッチ:これは厳しい展開なんじゃないか・・・？
最古:(いやルーチェ君も影依融合がダブっていて手札の枚数程強い手札ではない・・が？)
かしこ:聖杯で・・
ルーチェ:ふっん・・・アドバンテージ1だ。
(ここでアド損カードの聖杯ということはあと2枚の伏せはさっきの挙動から見るに神聖なる因子+ダムドを倒せない奈落や激流葬警告ブレイクスルーではないカード・・?脱出か？ブラフか？リビデか？幽閉か？ミラーフォースは環境的に少なそうだ・・激流葬がないなら突っ張るッ！)
さらに増援から終末の騎士をサーチし召喚！ヘッジホッグを落としてビーストを回収。ファルコンを反転しネフィリムを墓地からセット。影依融合！
セットされたネフィリムとビーストで融合！2体目のネフィリムを出しネフィリムビーストセットされていたネフィリムとチェーンを組み効果を起動！影依融合を回収しビーストでドロー！ネフィリムでドラゴンを落としてそっちの伏せを破壊。
かしこ:(こっちの伏せ・・・これが運命・・・必然)
チェーン脱出でネフィリムを戻します。
ルーチェ:チェッ・・ピッタリ8000の1Killだったのによ
最古:ファルコン+聖杯ダムド+ネフィリム+終末=8000
ダムドが聖杯で打点UPしていなくても終末ファルコンでビヒーマス2400を出せばやはり8000
リッチ:なるほど・・。危ないところだったんだな・・
ルーチェ:だが、影依融合を見てデルタテロスを立てるさっきの挙動から見てその伏せ神聖因子だろ？そして手札はアルタイル1枚。不確定な情報がTOPしかない。そしてこれを返せるＴＯＰはなかなか思い浮かばないぜ？
かしこ:・・・
ルーチェ:小さい方からアタックだ5200ダメージ！
そしてターン終了。
リッチ:これがオリンピックレベルの卓球選手の決闘・・！流石に部内3位・・!圧倒的に強い・・!これを返せるカードなんて来るのか？
最古:(いくら君でも流石に終わりかな？かしこ君。それとも・・)
かしこ:わたしのターン・・・・
つづく
賢者デュエル8話 ルーチェ
1年生のかしこが2年生最強で部内ランク4位の綾島を倒した噂は瞬く間に広がっていった
近藤:ルーチェさん聞きましたか？？あの4位の綾島が一年にやられたって話・・(俺もやられたんだけど)
ルーチェ:ほほぅ・・。だが、この天才ルーチェにはあまり関係ない話のようだねぃ・・？
遠藤:たしかに。ルーチェさんが部内ランク3位とは言っても1位の将軍さんは統率力、2位の最古さんはデータ収集能力をそれぞれ顧問に認められランクに補正がかかっている・・。
そして忙しさゆえ部活にあまり顔を出さないルーチェさんには下降補正が・・。
実力で言えばNo.1は明らかにルーチェさんっすもんね・・
ルーチェ:その通りだよ・・ふふっひ・・。
誰もこのルーチェには届かない・・それはあらゆる事象において当てはまる・・ふふぅん。サングラスギラッ！
すぐれ:かしこさんはやっぱり強い・・!
リッチ:あの4位の綾島さんを倒しつづく3回戦では7位の近藤さんにも勝利！(1回戦はシードで戦っていない)
次の決勝で3位のルーチェさんに勝てばかしこがレギュラーメンバーだ・・!
すぐれ:うんここまでよくがんばった・・。これなら次でルーチェさんに負けても部内の誰もが認める有望一年生として地位を確立できるだろう・・。
リッチ:そういえばルーチェさんってそんなに強い先輩なんすか？
すぐれ:斎藤卓也
リッチ:・・・最近有名な中学生卓球プレイヤーっすよね・・?14歳という若さで去年の超日本卓球選手権1位になってオリンピック出場もほぼ確定しているっていう・・。
それとルーチェさんと何の関係が・・?!
すぐれ:ルーチェさん彼こそがその斎藤選手その人なんですよ・・。
ゴゴゴゴゴ・・・
つづく
賢者デュエル7話 暗黒界vs銀河聖刻 その2
※前回綾島がサーチしたベージはどこへ・・！？（些細なミスなのでスルーで）
かしこ:うっ・・(相手は暗黒界・・完全に回り出したら手がつけられない・・)
(そして私のこの手札・・守りが薄くて次のターンのブン回しを防ぐ手は何もない・・。このままターンを渡せばゲームセットが見える・・)
(そういえば最近流行りのSD暗黒界にはウイルス系や虚無空間しか罠がないことが多い・・はず！)
(つまり墓穴のために多伏せしていても実は罠はスカスカというパターンも多い・・)
(この条件・・ここは早めに決める・・!)
天使:そうよかしこ！罠ガン無視増G完全無視の1Killは愚かな行為と馬鹿にされることも多い。
けれどそうしないと勝てない状況がたしかにある・・!そう・・今ここに！
ツッパしか勝ち筋がない手札なのか？それともまだ罠を気にする余裕がある手札なのか？
その見極めを正確に行えることが高い勝率につながるのよ！
綾島:(こいつ目が変わった・・!?)
(だが、墓穴でたしかに見えたんだ！弱ハンが・・！負けねぇ・・だろ？)
銀河戦士の効果でサーチするのは銀河戦士！
※よく考えたら銀河戦士を出すのはもっと後の方が良かった気もします。
そしてさらにアセトドラゴンを効果によりリリースなしで召喚！
綾島:ほほーん・・だがプレアデスじゃグラファの前には無力だぜ？クックック・・
？？:ふむ・・墓穴でかしこ君のあの手札を見ていても自分の死を悟れないとは・・。綾島君も2年生。やはりまだまだ経験不足なようだね。メガネぐいっ
綾島:なっ！？あなたは・・最古先輩・・!
リッチ:この人が部内ランク2位でチームの参謀ポジションの最古さん！・・？
かしこ:そ、そんな・・こと(言い過ぎじゃ・・?)
最古:あぁいやすまない。つい思ったことが口に出てしまうタイプでね、気をつけねばいけないね。メガネぐいっ。
決闘を続けてくれたまえ。
かしこ:はっ・・はい(気を取り直して・・)
綾島:(そんな・・？あいつの手札は間違いなく弱ハンで墓穴で見た後に引いた2枚のアセトドラゴンと銀河戦士ももう見えている・・。聖刻のKillパターンには全然詳しくないがここからシユウドラゴン1枚で死ぬもんなのか・・?)
そしてエレキテルとシユウでランク6！アトゥムス！
綾島:ど・・うぞ
かしこ:アトゥムス効果でレッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴンを特殊召喚！
さらにレダメの効果で墓地のアセトドラゴンを復活！
リッチ:これで銀河戦士と合わせてレベル5が2体・・・
かしこ:銀河戦士とアセトドラゴンでオーバーレイネットワークを構築！ランク5！プレアデス！
綾島:まっ・・まさか・・!(やばい・・見えちまった1Killが・・!)
かしこ:プレアデス効果で自分のレダメを手札に戻します。
そしてランク6のアトゥムスに重ねてガイアドラグーンを特殊召喚！
ガイドラを除外してさっき戻したレダメを特殊召喚！
レダメ効果でエレキテルドラゴンを復活！
さらにセイクリッドと名のついたエクシーズモンスタープレアデスに重ねてセイクリッド・トレミスM7を特殊召喚！
ズドドドドドド・・・・・・
綾島:罠もゴーズもありません負けです・・。
綾島はそれまでしていたパントマイム的な奇妙な動きをやめデッキの上に手を置きカードを片付け涙を堪えきれない・・そんな動作でグラウンドへ駆けて行った・・
トレミスM7+エレキテル+レダメ=2700+2500+2800=8000
後攻1ターンキルである。
3分間グラウンドから聞こえる泣き声は止まなかった・・・
すぐれ:かしこさんおめでとう！
・・しかし1年間遊戯王部で綾島を見ていたが一流パントマイミストの綾島が自分の感情を抑えきれていない様子を見たのは今日が初めてだった・・。
かしこ:うっ・・うん。(よくわからないけど綾島さんそれだけこのランキング戦にかけてたってことかな・・。勝たなきゃ・・綾島さんのぶんまで)
天使:そうよかしこ・・勝者には敗者の思いを受け止めて次へと進む義務がある・・。その調子よ！(聞こえてないけど)
つづく
ちなみに使ったデッキのレシピです↓
賢者デュエル６話 暗黒界vs聖刻征竜 その1
かしこ:お、お願いします・・！
怪しいやつ:ケッケッケ・・
すぐれ:おっ！かしこさんの決闘が始まったようですね！相手は・・・。綾島先輩・・!かしこさんならルーチェ先輩以外の先輩も他の一年生も目じゃないと言いましたが2年の綾島さんは例外・・。
リッチ:そうなんすか？(←初戦負け)
すぐれ:あぁ・・綾島さんはあのTVでも有名な天才パントマイマージョニー綾島の息子・・!
部内ランク4位でもある間違いなしに2年生最強のプレイヤーなのですよ！
リッチ:あの伝説のパントマイマージョニー綾島の!?
やべえ・・そんな奴にかしこはどうやって勝てば良いんだよぉ・・?
天使:パントマイムと遊戯王と何の関係が・・()
決闘！
綾島:ダイスの結果先行はおれだなクックッ・・
天使:はっ！この子の放つオーラ・・!
まさかこの子も霊的な何かが取り憑いた能力者・・？かしこ気をつけて！(聞こえてないけど)
綾島:(クックック・・パントマイムの代表的な技に見えない壁が本当にそこにあるかのように見せる技がある・・。)
(その要領である日から俺には見えない手札誘発が本当にそこにあるかのように見せるプレイができるようになった・・!)
(相手の手札に手札誘発があってもなくても俺は誘発の被害が最小限になる動きをナチュラルにできる・・)
(全ての手札誘発は俺の前ではアド損カードだぜ？・・クックック・・)
リッチ:始まる・・!
綾島:先行ドロー！俺はカードを3枚セット！
かしこ:うっ・・(いきなり迷いのない3伏せ！？これはアーティファクト・・?)
綾島:さらにフィールドカードゾーンにも1枚セット！
かしこ:うっ・・(フィールドをセット・・?はっ！これは暗黒界！墓穴の道連れを握っている・・!)
綾島:伏せから墓穴発動！さぁ見せて見なお前の全てを！クックック・・
かしこ:うっ・・増G・・!
綾島:了解です。クックック・・
(今流行りのSD(スーパードロー)暗黒界？それならこの増Gは絶対に打った方が良い・・。でないと最悪ベージグラファのコンボでアドを稼がれてフェルグラフェルグラ虚無空間闇デッキキービートルみたいな無理ゲーをされてしまうじゃない!)
(と考えてこいつは増Gを打った！俺にはわかるんだよね・・クックック)
(でも俺のSD暗黒界には増Gを受けたときや回し切れなかったときの被害が悲惨な"無の煉獄"や"アドバンスドロー"などのリスクの高いブン回しカードが入っていない・・)
(俺の手札誘発への強さはデッキ選びから既に始まっているんだよね・・クックック)
(その増Gの打ち方じゃこいつは単に1枚分のアドバンテージを失っただけで終わり)
(墓穴が本当の意味でのハンデスカードに化けちまったよ・・クックック・・)
かしこ:わっ、私の手札は・・
綾島:銀河聖刻！？初めて見るがどう見ても事故ハンじゃんぇーか！ケッケッケ・・・。当然大嵐を捨てさせるぜ！そして俺の手札はこれだクック・・
ブラウ、スノウ
かしこ:(この状況で墓穴でブラウを捨てさせてもスノウを捨てさせてもセットされた門があるからどちらにしろ両方捨てさせることになる・・)
(私が今選べるのはその順番・・。)
(ここで先にブラウを捨てさせた場合ブラウでドローした後にスノウを門で捨ててスノウのサーチ先を選ぶことになるから、綾島さんにはブラウでドローしたカードを見てスノウのサーチ先を決めることができるという得がある)
(でも私にはブラウから捨てさせた方が良いように思える)
(暗黒界はグラファにアクセスできないとアドバンテージを増やしづらいデッキ)
(だからグラファがない状態ならスノウではできるだけグラファをサーチしたいはず・・)
(しかしグラファを蘇生させるためには手札に暗黒界モンスターが必要)
(そしてブラウで暗黒界モンスターを引けなかった場合綾島さんはスノウでグラファをサーチすると下級暗黒界が手札にいなくなってしまうからグラファをサーチしづらくなるはず・・)
ブッ、ブラウでお願いします・・・
綾島:いいぜぇ！ドロー&ドロー！
かしこ:ドロー・・!
綾島:さらに俺はセットされたフィールド魔法暗黒界の門を発動！墓地のブラウを除外しスノウを捨てドロー！
スノウ効果でベージをサーチして終了・・ケッケッ・・・。
天使:嵐を抜かれたのはかなり痛いわね・・でもかしこなら勝てる・・きっと・・
つづく
5話 説明フェイズ
〜駿東中学カードゲーム部内ランキング戦当日
かしこ:リッチ君は別ブロックか〜・・一人で決闘なんて緊張するなーというかシステムがわからない・・
優れてそうな中学生:かしこさんですよね？ボクの名前はすぐれ たけし
かしこ:すっ・・ぐれさん(この人はたしか2年2組の優れてそうな生徒会長・・)
すぐれ:実は昨日君が決闘しているのを見てギャラクシーアイズ捌きに惚れ込んでしまいましてね！キラッ
かしこ:えっ・・(？)
天使:うぅ・・やっぱり私以外にもかしこの実力に気づいてる奴はいたのね(泣)
すぐれ:困っているならこのすぐれが説明しましょうか！キラリ
かしこ:うっ・・うん
すぐれ:まず今から決まる団体戦に出場できる選手は3人
かしこ:たった・・(部員39人なのにたった3人！)
すぐれ:そう、そして決める方法は簡単！
3ブロックに分かれてトーナメント方式でメンバーを決めていきそれぞれのブロックで勝ち上がった者が代表選手となる・・のです！
かしこ:でっで・・も(その決め方じゃTOP3の強さがあるのに同じトーナメントに強い人がいたせいで上がれなかった人が出てきてもおかしくない)
すぐれ:そう実質このトーナメントは消化試合・・。
2、3年生のランキングは僕たちが入部する前におおむね決まっているし一年生じゃ上級生には歯が立たない・・。
そして暫定ランキング1位で部長のショウグンさんはAブロック
2位で参謀的ポジションのサイコさんはBブロック
3位のルーチェさんはCブロックにそれぞれ分けられているのですよ。
そしてボクたちのCブロックトーナメントはルーチェさんが勝ち上がるシナリオになっている。
この3人が代表になるが文句があるならここでルーチェを倒してみろよ？ってね。そういう場所なんですよ。
かしこ:な、なるほ・・ど(なるほど、たしかにそれなら文句は出なそう・・)
すぐれ:昨日の決闘を見てかしこさんならルーチェ以外の先輩たちも他の一年生も目じゃないはず！そしてもしかしたらルーチェさんにも・・!そう思ったのです。
かしこ:う・・えっへっへ・・(でもすぐれ君はどうなんだろう？凄く詳しいみたいだけど・・)
すぐれ:ちなみにこのボクすぐれなら5分前に初戦負けです！キラッ
天使:なるほどね・・
つづく
4話 目覚めの時 茶番フェイズ
〜その夜のかしこ家
かしこ:(マイケルさんのプレイ凄かったなぁ〜私もあんなふうに誰もが上手いと思うようなプレイで有名プレイヤーに勝ってみたい・・)
かしこ父:こらかしこ！ボーッとしていると賢治(かしこ兄)に焼き鳥全部食われるぞ・・!
かしこ:うっ・・う(焼き鳥大好物なのに・・)
かしこ母:(この言いたいことをハッキリ言えない性格は直さないといけないわね・・)
〜布団の中
かしこ:そういえば負けた後のドラゴンさんも凄かったな〜。
5秒くらい放心状態になっていると思ったら直後にはおもむろにメモを取り出して負けた原因と状況、もし違う場所でヴェーラーを打っていたらどうなったかみたいなifパターンを人目も気にせずメモしていた・・。
あれが一流決闘者の決闘に対する態度・・。
一戦一戦を真剣に戦い抜く・・!
天使:この独り言・・・。思ったとおり見込みのありそうな子ね〜♫
私が憑くのはやっぱりこの子以外ありえない！
すぅ〜・・
〜数年後
遊戯王OCGはハイレベルな知能格闘技としてルールは全世界で統一され世界に認められていた・・。
英語、そして身振り手振りなどのジェスチャー、そして音楽などの芸術に次ぐ世界の第4の共通言語として認められつつあったのだった・・。
そんな中、静岡駿東エリアの端にある駿東中学では・・
リッチ:かしこやっぱ遊戯王部おもしれーや！駿東一の強豪校なだけあって練習はハードだけど本当に中体連全国制覇を狙ってる感じだ・・!
かしこ:うっ・・うん！(私も勝ちたい！中体連！)
リッチ:まだ一年生だからレギュラーにはなれなそうだけど・・・
かしこ:うっ・・(今週末のランキング戦で先輩に勝てばワンチャンスだよ！)
リッチ:だけど先輩たちは強い勝てる気がしないやー・・
かしこ:うっ・・うん(たしかに・・実は先輩たちのことよく知らないけど厳しいかもね)
天使:いいや、かしこは強いきっと勝ってレギュラーになるわ！(って言っても聞こえないけど)
それにしてもリッチ君はかしこのうっ・・うん語を理解できる唯一の友達！感謝するわ・・
つづく
3話振り返り
サックフェルグラヴェーラーを返して勝つという流れまでは考えてました。
しかしマイケルがどうやって返すかまで考えずに2話を投げた結果てきとうに持たせたヴェーラーのせいで綺麗な返しがあんまり思いつかず反省でした( )
ヴェルズオピオン+ダメステ系+脱出を最初に思いついたんですが、サックを脱出で突破するのは流石にあっけなさすぎる気がしてボツ
で最近触っていた銀河を思いついて返す手段を考えているうちに
銀河零式をサイクで割るテクニックを使いたい
サイクよりムーブメントの方がわかってる感出せそう
ドラゴンのブランクを強調したからドラゴンのプレミに付け込む形で勝たせたい
ドラゴンが普通にプレミしたかんじにすると世界大会レベル( )になるからマイケルの演技で引き起こさせたい
そういえばエクシーズがたくさん並んでるからプライムの攻撃力を上げてKillしたい
みたいな条件が増えていってあんなかんじに・・・
正しいプレイからは離れてそうな気が・・( )
